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鹿児島県ラグビー協会「桑水流裕策ラグビーアカデミー in Tanegashima」を開催しました!

 鹿児島県ラグビー協会では、離島である種子島でのラグビー普及を目的として、地元でラグビー活動を行う「種子島ロケットトモラーズRFC」と連携した普及活動を行いました。

 元7人制ラグビー日本代表選手 他のトップ選手による地元の子どもたちへのラグビー指導や交流を通して、種子島におけるラグビーのさらなる広報・普及に資する貴重な取り組みをされました。

 

鹿児島県ラグビー協会 タグラグビー部門長 山中 幸治 様からのコメント

 種子島は長くラグビー不毛の地でありラグビーチームも存在していなかったところ、一昨年度になって南種子町を拠点としたジュニアラグビーチーム「種子島ロケットトモラーズRFC」が結成され、現在のところ主に小中学生ならびにその保護者とともにタグラグビーを中心とした活動を実施しています。

 昨年度は、ラグビーワールドカップ2023の機会を活用して南種子町に限らず全種子島へのラグビーの広報・普及と島の活性化を図るため、「種子島ロケットトモラーズRFC」の指導者が中心となり、従前より存在していた南種子町スポーツクラブ「宙太くん」の枠組みに新たに「ラグビー教室」を開設してさらなる広報・普及に取り組んでいます。

 他方、現時点では指導者・会員とも南種子町民かつ島外からの一時移住者や留学生が大半であり、活動体制は依然として脆弱な状態であることと、島内にラグビー経験者が一定数存在することは分かっているものの、兼業により週末も多忙であるなど、島内のラグビー経験者の結集もそう簡単にはいかない事情もあります。

 そのような状況下、種子島島内1市2町のうち、南種子町内においては特に島内にルーツを持つ町民、また活動の認知が進んでいない西之表市民や中種子町民へのラグビーの広報普及を進めることを狙いとして、今回は桑水流裕策氏ならびにナナイロプリズム福岡の現役選手2名の種子島への招聘を企画しました。

 

種子島ロケットトモラーズ代表/ 鈴木 利和 様からのコメント

 イベントの参加者は当初の想定より少なくなりましたが、南種子町と西之表市で分散開催したことによりそれぞれの場所で当チームの存在とラグビーの楽しさを広めることができました。

 何よりも、桑水流氏と日本の現役トップ2選手(弘津悠さん、渡邊りなさん)から直接ラグビー指導を受けられたこと、懇親会で語っていただいた夢実現のことやアカデミー後の空港でのお見送りなどラグビーを通した心温まる交流をすることができ、年齢問わずその場にいた全員にとって素晴らしく貴重で幸せな時間を共有することができました。

 今回のイベントは、計画の立案から実行までの期間がたいへん短い企画となりました。また、共同して計画した団体との連携も叶わず、企画実現が一時暗礁に乗り上げてしまうという状況にも陥りました。資金面が整わず、事前の告知にも影響したイベントとなったため、十分な時間的余裕をもった計画が必要であるという反省は、次に活かしたい課題となりました。

 一方、今回のイベントでナナイロプリズム福岡と当チームの間で暖かい交流のチャンネルを築くだけでなく、種子島の魅力や島内に比較的整った合宿施設(西之表市「あっぽーらんど」や中種子町「太陽の里」)があることも伝えることができた。次回イベント企画に向け、ナナイロプリズム福岡他のトップチームに種子島島内での合宿や強化練習の実施いただき、そうした機会を活用してトップ選手によるラグビーアカデミーイベントを企画するような働きかけをすることで、離島でのラグビーの普及につなげていきたいと思います。

 

■企画概要

【名 称】:「桑水流裕策ラグビーアカデミー in Tanegashima」

【主 催】:鹿児島県ラグビーフットボール協会

【共 催】:種子島ロケットトモラーズRFC

【開催日】:2025年3月19日(水)・20日(木祝)

【会 場】:3/19 南種子町健康公園(鹿児島県熊毛郡南種子町中之上1728-1 )

       3/20 西之表市営グラウンド(鹿児島県西之表市西之表14414-2)

【参加者】:未就学児、小学生、中学生、社会人含め77名

以上

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