中国地区５県のジュニア新人交流会が今年も開催されました。
日頃の練習等で12名揃わないチームの生徒、指導者にとっては、貴重な交流会として位置づけられております。
県内外チームとの親善交流をはかり、お互いの技術向上を図るとともに、情報を交換することにより、中国地区のラグビー人口の増大につなげて行きたい、そうした目的で行われる大会です。
中学生ラガー（中学ラグビー部とラグビースクール）、１年生・２年生全員が集まって試合を行い、12名揃わないチームはお互いで合同チームを編成し、普段ではできない試合経験を増やすことができたとのこと。また、レフリーとしても笛を吹く機会が得られ、レフリングの向上に役立つ経験となりました。
【広島県ラグビー協会 理事 片島 久平 様からのコメント】
祝日の成人の日に、中国５県のジュニアラグビー新人（１･2年生）交流会を、各県から集まりやすい中国地区真ん中の広島県で開催しました。冬季開催のため、インフルエンザの影響があったチームもありましたが、無事全チームが参加できました。
今大会は、前回より２チーム増えて、過去最大の１０チーム（単独が４チーム、合同は６チーム）となり、合同チームは県を跨いだチームや、中学校とスクールとのチームなどで編成して参加しました。他県に出向かないと試合ができない県も多いため、交流会を楽しんで参加していただけたと思います。
当日は天候に恵まれ、雪の影響を受けやすい山陰合同チーム（島根県＋鳥取県）も予定通りに到着でき、各試合も順調に行うことができました。また、１日で行う試合時間が限られる交流会のため、10分、7分ハーフの試合も取り入れることで合計１７試合を行うことができました。
関係者の協力により、選手に大きな怪我もなく無事に大会が開催できました。試合記録は、広島県チームの保護者に担当していただき、また、広島市の崇徳高校ラグビー部員の皆さんには、アシスタントレフリーとボールパーソンを手伝って頂き、サポートしていただきました。大会運営がスムーズに行われたことに感謝致します。
運営資金の面では、地元の中国電力が関与されている「エネルギア文化・スポーツ財団」様からの助成金を充当しており、毎年申請は行いますが確実な資金ではないため、今後も安定した交流会でできるよう関係者間で検討して、更に良い交流会にして行きたいと思います。
■大会概要
【名 称】：第24回中国地区ジュニアラグビー新人交流会
【主 催】：広島県ラグビーフットボール協会
【共 催】：中四国地区ジュニアラグビー連絡協議会中国地区支部
【後 援】：エネルギア文化・スポーツ財団
【開催日】：2025年1月13日（月・祝）
【会 場】：BMWバルコムラグビー場（広島市西区南観音新町2-11-124 広島県営ラグビー場）
【参加者】：広島県（６スクール＋１中学校）、岡山県（４スクール）、山口県（４スクール＋１中学校）、島根県（２スクール）、鳥取県（１スクール）
