小学生から高校生までを広く対象にした交流試合やラグビークリニックが、以下の目的に沿って3日間に亘って行われました。
① 高校生:花園予選に向けた九州管内の強化及び参加チームとの親睦や連携を深め今後の熊本県・八代地区のラグビー普及を目指す。
② 中学生:技術向上と県内高校への魅力を目的とした高校生によるラグビークリニック及び交流試合の開催。
③ 小学生:ラグビークリニックを開催し、ラグビーの楽しさを教え中学、高校の試合を観戦してもらい今後の目標にしてもらいたい。
目的を共有して取り組まれる中で、様々な改善を図りながら、継続された大会となっています。
【八代地区ラグビーフットボール協会 理事長 中西浩之 様からのコメント】
当フェスティバルは今年で3回目を迎え、多くの改善が図れました。特に日頃一緒に活動する機会が少ない高校生、中学生、小学生との交流が図れたことは良い機会作りになりました。今後の継続に向けて課題にも取り組んで行きます。主な実施内容と感想を以下にて列記いたします。
・八代地区の中学のクラブチームと県内中学の合同交流会を開催。中学選抜(U15)と高校(U16)の交流試合を行いました。
・高校生の交流試合の合間に県内中学生の試合を行い、高校生と中学生の交流を行いより多く県内高校への魅力を伝えることができました。
・今年度は予定していた3日間で大会が開催でき、県外チームとの交流試合が数多くできました。
・県内高校生も含めた日帰り参加者が、土日で宿泊して参加できるように検討(宿泊施設の確保)し、他県・他チーム選手同士の交流を深める事も考えたい。
・中学生との交流試合については、県南地区唯一のチーム(2年目)は今後に期待できるゲームができました。八代地区の高校チームは現在部員がいない為よい結果に繋がれば良いと感じました。
・地元ラグビースクール生(小学生)との交流は約20名の参加があり、高学年と低学年へ分かれ開新高等学校のラグビー部員と一緒に約1時間練習を行いました。
・スクラムの体験会では、高校生を小学生が一生懸命に押す場面があり、大いに盛り上がりました。
・開新高等学校の監督より参加したスクール生に、「高学年はキャッチ・パスが上手だった。また、声もよく出て高校生のお手本にしたい。低学年には思い切りラグビーを楽しんでもらいたい。」と感想をいただき、保護者に向けては、このままずっとラグビーを続けていただきたい、と挨拶されました。
・熱中症対策としてミスト付き大型扇風機をレンタルしたことは選手からも評判がよく、次年度も熱中症対策には万全を期していきたいと考えます。暑い中選手がケガや事故なくプレーできる環境作りに徹していきたいと考えます。
・県外からの参加チームは宿泊費や交通費等の高騰により負担が増加しているため経費の削減や大会運営経費の捻出につながる地元企業や団体等と連携し協賛等を含めた大会の運営を目指したい。
・大会を継続するためには、行政や商工団体等との連携も必要と考える。そのためには「ラグビー」という競技をより身近にすることと地元ファンの拡大等が必要だと思います。
■大会概要
【名 称】:2024 八代オータムラグビーフェスティバル
【主 催】:熊本県八代地区ラグビーフットボール協会
【共 催】:熊本県スポーツ振興事業団 ミズノグループ
【後援協力】:熊本県ラグビーフットボール協会高校委員会・JAやつしろ梨部会・(株)ヒライ
【開 催 日】:2024年9月14日(土)〜16日(月・祝)
【会 場】:県営八代運動公園(競技場・多目的広場):熊本県八代市港町4-1
【参 加 者】:高校:専大熊本玉名、開新、熊本第二、東海大学熊本星翔、玉名高校、九州学院(県内6校)
久留米高専、鹿児島玉龍、鹿児島情報、鹿児島工業、川内高校、大村工業、島原工業、諫早農業(県外8校)
合 計 13校
中学校:くまもと県南ジュニアラグビークラブ PHALNX(ファランクス)、県内中学校選抜(U15、U14)合計 3チーム
ラグビースクール: 八代少年ラグビースクール「どろんこクラブ」
以上