レフリー人口の拡大につながる取組み「Let’s レフリー」を沖縄県ラグビー協会レフリー委員会が企画・実施されました。
プレイヤーからレフリーへキャリアを替え、トップレベルで活躍されているレフリーを招聘し、自らの経験などをもとに講話してもらうことで、レフリーとしてラグビーに関わることの面白さや喜びなどについて、新たな視点を共有することができました。高校・大学生世代が卒業後にラグビーに関わることを辞めるのではなく、レフリーとして関わっていくことを選択肢にもってもらう機会作りとなる意義のある取組みとして、今後3年間~4年間は継続したいとのこと。
沖縄県ラグビーフットボール協会 理事(レフリー委員会副委員長)/ 外間元人様より
「今回の事業は沖縄県のレフリー普及と育成を目的に開催されました。競技人口がまだまだ少ない沖縄県ではありますが、その中でも学校卒業後等にラグビーとの関わりがなくなっていく方も少なくありません。そこで、ラグビープレイヤーとして節目にたったときに、レフリー活動をラグビーに関わる選択肢の一つとして持ってもらうことをねらいとしました。
講師にはトッププレイヤーからトップレフリーの道を歩んでいる滑川レフリーを招聘しました。
9月のラグビーシーズン到来の前に行ったのですが、高校が2校、クラブチームが2チームの参加となり、改めて、県内でのレフリーへの関心を高めて行く課題として認識しました。
事業は2日間にわけて行われ、土曜日が高校生対象、日曜日はクラブ社会人を対象としました。研修当日は滑川レフリーの講義を行ったあとに、県内レフリーの笛の下ゲームが行われました。ゲーム後には、県内のレフリーを含め各チームとのルール確認を行い、充実した時間となりました。また、クラブのゲームの終盤には、滑川レフリーが推薦したプレイヤーに実際に笛を吹いてもらいました。指名された選手は驚きながらも、しっかりと笛を吹き、今後も頑張っていくことを決意していました。
参加された選手、チーム関係者、役員のみなさんからもいい事業だったと言ってもらえたため、今後も事業を継続していき沖縄県のレフリー普及育成につなげていきたいと考えています。今後ともご支援、ご協力をお願いいたします。」
【名 称】:「Let’sレフリー」
【主 催】:沖縄県ラグビーフットボール協会
【後 援】:(医)陽心会大道中央病院、(株)グッドワン、さむら脳神経クリニック、パームロイヤルホテル那覇
【開催日】:2023年9月2日(土)・3日(日)
【講 師】:滑川剛人レフリー
【会 場】:名桜大学
【参加者】:高校生78名 社会人32名 合計110名