ミニラグビー卒業フェスティバル
2016年3月27日(日)、福岡県春日市にある県営春日公園球技場にて
ミニラグビー卒業フェスティバルを開催いたしました。
桜の開花宣言が全国で一番早かった福岡県での最初の日曜日だけあって
球技場周辺では、花見や散歩、ジョギングする人など多くの方々が訪れていました。
参加チーム14チーム、選手約220名。
福岡県では、小学6年生の秋に開催されるミニラグビー福岡県大会を最後に中学生になるまでの間、大会(事業)を行わないためにラグビーを辞めてしまう子供が多くいることに危惧を抱いていました。
そこで、小学生のミニラグビーから中学のジュニアラグビーへの橋渡しとして
このフェスティバルを開催することにしました。
9人制の小さなグラウンドから12人制のジュニア以上が使う大きなグラウンドを使い、
試合時間15分で1チーム3試合できるように組合せしました。
小学生県大会の秋以降、各クラブチームはこのフェスティバルに向かって
12人制ラグビーおよび大きなグラウンドで練習してきます。
チームによって習熟度の差はありますがジュニアラグビーへのスムーズな移行へのきっかけとなっていることは間違いないと考えています。
試合では、グラウンドに早くから慣れているチームが勝っているようでしたが、
各チームとも練習してきているためか人数、
グラウンドの広さに戸惑っている様子は見当たりませんでした。
3試合目の試合となるとさすがに疲れた様子をみせている子供も中にはいましたが、
チームによってはボールをワイドに動かしているチームもあり
ジュニアになってもこの子供たちが大きな戦力になるであろうと予感させられました。
今後も福岡県のラグビー界の基盤であるミニおよびジュニアの大切な大会として
継続していきたいと考えています。
【開催概要】
日時 : 2016年3月27日(日)
会場 : 福岡県営春日公園球技場
主催 : 福岡県ラグビーフットボール協会