3月14日(土)スクラム・ジャパン・プログラム群馬女子ラグビーアカデミーの第7回が「伊勢崎島村ラグビー場」にて開催しました。
今回も小学生を中心に総勢9名(いずれも女子)、指導者4名に参加をいただきました。
最終回となる今回は、全学年いっしょにウォーミングアップ、練習をおこないました。
今回でアカデミーも7回目、学年クラスを超えてもお互いの理解が深まっています。また、前回に続き、好天で温かい陽気で、選手は全員、最後まで楽しく、熱心に練習していました。
日程の前半では、一貫した目標である「ボールを早く動かす」ことをテーマに、まずボールタッチの鬼ごっこなどで、ボールを早く動かすこととポジションに早く動くことをおこないました。その後、同時・同方向スタートのアタック・ディフェンスを、1対1から2対1へとおこない、状況に応じて判断することを加えた練習をおこないました。
日程の後半は、各グループでタッチフットをおこないました。小学1~4年では、前回同様、ポジショニングが早くなり、積極的に声が掛けられるようになっています。小学5年~中学生はポジショニング、スペースへ動く意識が高くなってきました。試合結果は、小学1~4年対指導者(トライ数:選手7-6指導者、前半3-4、後半4-2)、小学5年~中学生(トライ数:赤3-2黄、前半2-1、後半1-1)でした。
スクラムジャパンによる年間7回の実施を通じて、まず群馬県内女子選手の交流が図られ、群馬県チームとしての強化の第一歩が踏み出せました。個人の強化、一貫した育成については、まだ手が着いたところ、ということが実情ですが、来年度以降この点を進めていきたいと思います。
最後に、このイベントを後援下さったスクラムジャパン関係各位、協力された県内の各RSRC指導者、送迎、ご理解をいただいた保護者の方々、そして何より、積極的に参加してくれたすべての女子選手たちに感謝したいと思います。誠にありがとうございました。