11月15日(土)、第3回となるスクラム・ジャパン・プログラム助成事業「群馬女子ラグビーアカデミー」が伊勢崎市営ラグビー場(群馬県伊勢崎市)にて開催されました。このプログラムは、「群馬県における女子ジュニア選手の一貫した育成と普及」「群馬県の女子ジュニア選手の交流機会の獲得」などを目的に9月~3月に7回開催される事業です。
今回も1、2回目と同様、秋晴れの好天に恵まれました。参加者は学年ごとに分かれ、自己紹介を行ったあとアカデミーがスタート。3回目となると、参加者同時顔見知りとなっており、交流機会を設定した効果が見えてきました。
今回も小学校1年~4年、小学校5年~中学生の合同グループを2つ作り、交流練習を実施しました。季節柄、夕暮れが早くなってきましたが、選手たちは最後まで熱心に練習していました。
日程の前半では、これまで同様に一貫した目標である「ボールを早く動かすこと」をテーマに、各担当コーチの指導により練習メニューを実践しました。参加した女子選手たちは、開催を重ねたこともあり、自主的に動けるようになってきました。小学1~4年生の低学年グループは、狭いエリアで早いパス回しを、小学5年~中学生の高学年グループは、よりエリアを広くしての早いパス回しを行いました。馴染みの選手も増え、和気あいあいとした空気の中にも真剣さの光る練習となりました。
日程の後半は、各グループで交流戦をおこないました。小学1~4年グループはグループ内で、小学5年~中学生はコーチ・保護者と混合チーム・タッチフット形式で、安全に配慮しながら実施しました。試合でもテーマはもちろん「ボールを早く動かすこと」。結果は、小学1~4年(トライ数:赤チーム7-5黄チーム、前半5-1、後半2-4)、小学5年~中学生は(トライ数:赤チーム3-4黄チーム、前半0-2、後半3-2)となり、前半の練習の成果を確認しながら実施することができました。